日本には本島や本土以外にも6847の島があり、そのうちの254島が人が住んでいる島として認定されています。本島と離れているがゆえに残った文化や風習も数多くあり、それは今でも住人や自治体によって手厚く保護されている状態です。しかしこうした島では最近人口の減少が続いており、このままでは自治の存続も危うい状況になっている場所も多く存在します。そんな風に人口減少が危惧される一方で、少しずつではあるものの離島に移住する単身者や家族連れが増えてきています。
最近は離島への移住も含めた地方への住み替えにより支援を受けられる制度も充実していて、それが転居のきっかけになっている場合もあるようです。田舎へ引っ越しすることで何より心配なのが仕事や住居ですが、こちらも離島へ移住する方へのサポートや手厚いのでそれほど心配する必要はありません。住居については各自治体の制度にもよりますが、中古とはいえ庭付き一戸建てが確保できる場合も多く、条件的にも破格の待遇で引っ越しできる可能性があります。離島への移住は食材も釣りや家庭菜園で調達できるので、生活費もそれほどかけずに生活していくことが可能です。
たとえそういった自給自足暮らしが出来なくても、近場で新鮮な食材が安価な値段で売られているので不自由することはないでしょう。子育てについても地域ぐるみで支援してくれる体制があるので、家族連れの方も安心して地元で子供を育てていくことができます。