離島に移住する人の多くは、のんびりと暮らすことへの憧れが強い傾向があります。特に沖縄は本土とは違う時間が流れていると言われており、秒刻みで暮らす都会に疲れた人が目指す新天地でもあります。しかし、いざ離島に移住してみると、理想としていた生活を送れない場合もあるので注意が必要です。離島に移住する前にやっておくべきこととしては、とりあえず体験で住んでみることです。
最も理想的なのはリゾートバイトなどで1ヶ月から3ヶ月ほど住んでみることで、そうすると大体の生活がわかります。都会と違ってのんびり過ごすことができると思う人もあれば、忙しいのに給料が安いので都会よりもしんどいと感じる人もあります。1ヶ月ほど過ごせば、自分に合っているか合っていないかの判断はなんとなくできるでしょう。そして、どれぐらいの生活費がかかるかを把握しておくことも大事です。
都会よりも物価が安いというイメージがあるかもしれませんが、都会では必要ない出費もいくつかあります。公共交通手段が充実していないため車が必需品となるほか、通販の送料も割増料金が取られます。スーパーに並んでいる商品も、地元の農産品以外は都会よりも高めです。家賃は都会よりも安いですが、生活必需品のコストは高い傾向があります。
実際に離島に移住した人の体験談を聞いたり、SNSなどで情報を入手したりして、後々公開しないように万全の準備をしてから移住計画を進めるのが賢明です。