本州からフェリーや橋で数分ので島嶼は、離島のイメージが全く湧かず、絶海の孤島こそがイメージにぴったりと言えます。実際にフェリーや橋で数分では、本土の沿岸部に住んでいるのとほとんど変わりはなく移住する意味がなく、2、3日体験するだけで充分です。絶海の孤島は、文字通り陸地から遠く離れた海である絶海にポツンとある離島そのものイメージであり、手付かずの自然と新鮮な海産物を満喫する憧れのスローライフがそこにある様に思えます。絶海の孤島と言えば、屋久島と奄美大島の間に位置するトカラ列島の宝島や伊豆諸島の有人島で最南端の青ヶ島が知られていますが、日本最南端の波照間島や小笠原諸島の母島列島など数多くあります。
青ヶ島は、奈良県桜井市の三輪山と同様に呼ばれた人以外足を踏み入れることができない島とも称される離島です。背景には、1年を通して運航率50%の連絡船もしくはヘリコプターでしか上陸できないことにあり、二重カルデラの異様な地形が上陸を拒んでいるとも言われていますが、若い女性のチャネルがきっかけで移住者が微増しています。宝島は、イギリスの海賊キャプテン・キッドの宝が隠された伝説で世界的に有名な離島であり、周囲を珊瑚礁に囲まれている美しい島です。宝島は、子育て支援拠点施設を7年前に新たに開設しただけでなくおむつの助成金や第4子に100万円などを支給しており、5年間の就業支援を使い移住する人が増えていました。