兵庫県の大三島や兵庫県の淡路島など橋が整備されている島だけでなく、愛知県の日間賀島や愛媛県の興居島など都市圏とアクセスの良い島は離島のイメージが湧かない人が多い事でしょう。離島と言えば、東京都の青ヶ島をはじめ鹿児島県のトカラ列島・宝島や沖縄県の与那国島など絶海の孤島のイメージが強く、青く澄んだ海と密林をイメージさせる自然に囲まれたスローライフに憧れる人が多くいます。しかし、絶海の孤島は、人口が非常に少なく職種が限られているので求人数が極端に少ないので安定した生活基盤を確立するのがかなり難しいとされ、沖縄本島を含めた本土5島へのアクセスが比較的良い離島への移住を選択する人がほとんどです。長く島で生活する為には、賢明な選択と言えます。
離島への移住は、一年を通して温暖な気候の石垣島や宮古島など沖縄本島周辺の島々の人気が高く、背景には受け入れ態勢が整っていることに加えて観光業が盛況で求人が多く生活基盤を確立しやすいことがあります。他の地域では、長崎県の五島列島や鹿児島県の渥美大島など比較的気候が穏やかな九州地方が人気ですが、香川県の小豆島や広島県の大崎下島など気候だけでなく海も穏やかな瀬戸内海の島々が人気です。人気の離島は、空家バンクやリフォーム助成金など移住者に対する支援制度が手厚く充実しているので先輩移住者も多く島のコミュニティに馴染みやすく、島民から疎外感を感じることが少なく長く住み続けられます。